COPDとは

写真  COPDとは長期間の喫煙により、気管支の炎症や肺の弾力性の低下が生じて空気の流れが悪くなる病気で、21世紀の「肺の生活習慣病」と言われています。
 COPDの症状は、咳や痰、息切れといったごくありふれたもので、本人も気がつかないまま長い年月をかけてゆっくりと進行していきます。そして、重症になるまで受診しないことが大きな問題といえます。高齢化が進み、喫煙率が高いわが国では、今後患者数が増えることが予想されています。
 COPDの原因のほとんどが、タバコです。人は年齢とともに呼吸機能が低下していきますが、タバコにより、その低下が加速されるのです。早期発見、早期治療により、低下速度をゆっくりにし、進行を抑えることができます。

 COPDはまた、様々な病気を合併することが知られています。例えば、肺癌は同じ喫煙歴があってもCOPDの人の方がCOPDのない人の5倍発症しやすいと言われています。
また、心臓病や脳卒中、骨粗鬆症なども高率に合併することがわかっています。COPDは単なる肺の病気にとどまりませんので、しっかり診断し、しっかり治療していくことがとても大事です。

仙台COPDの会ではCOPD啓蒙のためのパンフレットを作成しました。どうぞご自由にダウンロードして診療にお役立てください。

>>「COPDパンフレット」(pdf版)


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次のシートで健康チェックもできます。どうぞご利用ください。

>>「肺の健康チェック(表)」(pdf版)
>>「肺の健康チェック(裏)」(pdf版)

>>「COPD SmileSheet」(pdf版)



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